この記事では、FXについて解説したあと、FXをどのように財政破綻対策に生かすのか説明します。
FXというと、怖いイメージがあると思います。
ただ、しっかり勉強した上でやった場合、財政破綻対策として、FXはとても大きな力になる可能性があります。
重要な点なので繰り返しますが、どんな方でも、事前に勉強せずにFXをやってはいけません。
事前にしっかり勉強してくださいね。
(※検索エンジンから本記事に来た方は、「はじめて来た方へ~当サイトについて」、ひとつ前の記事「金(ゴールド):財政破綻対策の選択肢(2)」などもあわせてご覧いただいたほうが、スムーズに理解できると思います。)
FXとは何か?
まず、FXをやったことがない人向けに、FXがどのようなものなのか、直感的に説明します。
ざっくりと説明すると、FXはお金を借りて外貨預金することだとイメージしてください。
たとえば、10万円しか貯金がない20代のAさんがいるとします。
Aさんは財政破綻対策をしたいのですが、10万円ぽっちでは仮にドル預金をしたとしても、たいして意味はありません。
ここでAさんはFXをやります。
Aさんは1ドル150円のとき、10万円を頭金とし、FXで1万ドル(=150万円)の外貨預金をしました。
これは少し専門的なので理解しづらいと思います。
とりあえず、「Aさんは、10万円を担保にお金を借り、1万ドル(=150万円)を購入した」とイメージしてください。
1ドル150円なので、1万ドル×150円=150万円分の外貨預金をしたのと同じです。
これを、日本が財政破綻しそうなときに思いっきりやります。
そして、日本が財政破綻してしばらくしたとき、たとえば1ドル150円が1ドル300円になっていれば、以前買った1万ドル分のドル円ポジションは、150万円から300万円になります。
すると、Aさんの利益は1万ドル×(300円-150円)=150万円になります。
Aさんの預金は10万円しかないのに、Aさんは150万円ゲットできました。
これがFXです。
ちなみに、FXは外貨預金よりも両替の手数料が安いです。
150万円分のドルを買う場合、わずか数十円くらいの手数料を払えば買えます。
外貨預金で同じことをやると、もっと高い手数料を払う必要があります。
両替手数料のコストが安いという点は、FXの大きな強みです。
FXは、Aさんのような、お金があまりない人が財政破綻対策をする場合にもっとも適しています。
財政破綻時にFXで思い切り外貨を買うと、財政破綻から資産を守るのみならず、自分が持っている資産の何倍もの利益を得ることができる可能性があります。
(FXのやり方や口座開設方法など、詳しくはこちらの「FX:資産がまだあまりない人向けの資産防衛法」をご覧ください。)
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