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日本円の現預金・日本国債空売り:財政破綻対策の選択肢(9)

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高インフレが起きていない2017年現在では、日本円の現金・預金を持っておくのは悪くない方法です。

(※検索エンジンから本記事に来た方は、「はじめて来た方へ~当サイトについて」や、ひとつ前の記事「ロボアド(ロボットアドバイザー):財政破綻対策の選択肢(8)」などもあわせてご覧いただいたほうが、スムーズに理解できると思います。)

日本円の現金・預金

高インフレーションが起きていない2016年現在では、日本円の現金・預金を持っておくのは悪くない方法です。

ただ、財政破綻と高インフレーションがおきたときは、非常に脆弱な資産になります。

現金・預金が他の金融商品に比べ優れているのは、いろんな金融資産に即座に換えることができるという点です。
このような流動性の面では、おそらく最強の資産です。

しばらくは現金・預金で日本円を確保しておきつつ、いざというときにはすぐに動けるようにしておきましょう。

 

日本国債のショート(空売り)

破綻の兆候が見えたとき、国債価格が下がれば儲かる債券ベアファンドを買ったり、債券先物を直接ショートしたりする選択肢もあります。
ショートとは、空売りのことです。イメージしづらいと思いますが、その金融商品の価格が下がれば儲かる戦略だと考えておいてください。

また、日本国債の暴落に賭ける人は海外にも多くいます。有名なところで挙げると、カイル・バス氏などです。

 

しかし、日本国債のショートという戦略は、今に至るまで長年、損失を出し続けています。

これまで、日本国債は暴落していないのです。
先述のカイル・バス氏は、2010年頃すでに日本国債のショートを声高に主張していましたが、その後5年以上経った今も日本国債は暴落していません。

この理由は、日銀が買い支えたりといろんな理由があるのですが、とにかく、この戦略が長年失敗し続けていることは事実です。

 

また、債券先物やCFDをショートするのは初心者の人には少し荷が重いこと、FXなど他の手法のほうが債券ベアファンドやETFを買うよりも低コストでわかりやすいことなどを考えると、積極的にやる必要はないと思います。

もし日本国債のショートを行うのだとしたら、これらのような事情を考慮に入れておいてください。
私は、この方法はあまりおすすめしません。

(次の記事は「海外移住:財政破綻対策の選択肢(10)」になります。ご覧いただけましたら嬉しいです。)

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