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外貨預金:ユニオンバンクの口座開設方法

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(※検索エンジンから本記事に来た方は、ひとつ前の記事「なぜアメリカの銀行に口座を作るべきなのか」や、「外貨預金:財政破綻対策の選択肢(1)」、「はじめて来た方へ~当サイトについて」などもあわせてご覧いただいたほうが、スムーズに理解できると思います。)

外貨預金:財政破綻対策の選択肢(1)」という記事でも書いたとおり、私は、三菱東京UFJ銀行のアメリカ子会社である「ユニオンバンク」をおすすめしています。

一言で言うと、三菱東京UFJ銀行の子会社であるアメリカのユニオンバンクに口座を作り、財政破綻の兆候が生まれたらここにお金を送る、という手法です。

まず、ユニオンバンクをおすすめする理由を説明します。

ユニオンバンクをおすすめする理由

最大のメリットは、日本にいながら、三菱東京UFJ銀行の日本語サポートを受け、日本語で口座を作ることができるという点です。

三菱東京UFJはもちろん、ユニオンバンクにも日本語を話せるスタッフがいるので、英語が分からない人でも容易に開設できます。

また、三菱東京UFJ銀行の子会社とはいえ、アメリカの銀行であり、管轄はアメリカ政府になります。

なので、仮に日本が財政破綻した場合でも、基本的に日本政府は直接手を出すことはできないはずです。

また、アメリカの預金保険制度(FDIC)が一定額まで適用されます。この点も、資産防衛上はメリットです。

アメリカの銀行を使ったドルの外貨預金」とも言えるでしょうか。

 

さらに、海外銀行に預金がある場合、預けた人が認知症になったときや相続の際、海外と日本の法令が違うことでトラブルになることが多いのですが、三菱東京UFJ銀行がバックにいるので、この点のリスクも少ないと考えられます。

加えて、将来的にアメリカの証券会社で資産運用をする場合、ユニオンバンクの口座を使えば入出金の中継にとても便利です。

おまけに、ユニオンバンクは財務体質もしっかりしています。
2017年現在、信用力を見る指標の一つである長期格付けはS&PでA+、Moody'sでA2と、非常に高い状態です。
総資産は約1000億ドルあり、カリフォルニア州を中心に400店舗を越える支店をもっています。

 

以上の点により、私は、「三菱東京UFJ銀行の子会社であるアメリカのユニオンバンクに口座を作り、財政破綻の兆候が生まれたらここにお金を送る」というやり方をおすすめします。

財政破綻の兆候が起きてから口座開設手続きをした場合、間に合わない可能性があるため、日本が安定しているいまのうちにアメリカの口座を作っておきましょう。

そうしたほうが、いざというときに機敏に資金を移転できます。

(なお、財政破綻の兆候が出たときには、LINEやメールなどで無料でご連絡します。詳しくは「財政破綻の兆候が出たらLINEなどで通知します」という記事をご覧ください。実際に資金を動かすのは、兆候が出てからでOKです。)

 

具体的な口座開設の流れ

ここからは、ユニオンバンクに口座開設する流れをご説明します。

(1)三菱東京UFJ銀行に口座を作る

まず、三菱東京UFJ銀行に口座を持っているか確認してください。

三菱東京UFJ銀行に口座を持っている人は、ユニオンバンクに口座を作ることができます。

三菱東京UFJ銀行の口座を持っていない人は、まず三菱東京UFJ銀行に口座を開設してください。

最寄の店に電話し、口座開設に必要な本人確認書類(自動車免許証や保険証など)を確認した上で、印鑑を持ち、店舗に出向くのが一番手っ取り早いと思います。

(2)ユニオンバンクの口座開設資料を取り寄せる

次に、ユニオンバンクの口座開設資料を取り寄せます。

ユニオンバンクの口座を開設するときには、三菱東京UFJ銀行が行っているサービスである「カリフォルニアアカウント・プログラム」を利用します。
このプログラムを利用することで、三菱東京UFJ銀行がユニオンバンクの口座開設をサポートしてくれます。

「ユニオンバンク 海外口座ご紹介サービス」とか「カリフォルニアアカウント」で検索して上のほうに出てくるリンクを押すか、次のホームページにアクセスしてください。

海外口座ご紹介サービス《カリフォルニアアカウント・プログラム》

このページを下にスクロールし、資料請求を行い、申込書を郵送してもらいます。

PDFで印刷し郵送することもできるものの、申込書を郵送してもらったほうが印刷する手間も省けるのでおすすめです。

(3)郵送されてきた申込書に記入し、郵送する

しばらくすると、申込書が郵送されてきます。

この申込書は、同封されている「記入の手引き」に従い書けば大丈夫だと思いますが、いくつかポイントがあるので書いておきます。

貯金用口座(Savings account)と決済用口座(Checking account)のどちらを選ぶか

ユニオンバンクで作ることができる口座には、Savings accountとChecking accountの2種類があります。

Savings accountは、「貯金用口座」という日本語訳のとおり、貯金する人向けの口座です。利息がつきますが、毎月の取引回数には6回程度に制限されています。それ以上の取引には手数料がかかるので、あまりお金を出金しない人向けの口座といえます。口座維持手数料は、残高が300ドル以上なら無料です。

Checking accountは、訳すと「決済用口座」になります。毎月の取引回数には制限がないものの、利息はつきません。頻繁にお金を出金したり取引したりする人向けの口座です。口座維持手数料は、残高が1500ドル以上なら無料です。

おすすめは、Savings accountです。あくまで財政破綻対策として口座を作るので、頻繁に出金することはないからです。利息がつき、口座維持手数料も安いのもメリットです。

また、この選択項目のすぐ下に、ATMカードの発行を希望するかしないかをチェックする項目があります。ATMカードがあったほうが便利なので、ここはチェックしてください。

口座開設の目的について

「貯蓄/Savings」をチェックすればOKです。

入金方法について

入金方法について聞かれる項目は、「送金/Wire」をチェックすればOKです。これは、「日本の銀行から送金します」という意味です。

予定している取引について

予定されている取引について聞かれる項目は、「外国送金」をチェックすればOKです。これは、外国(日本)から送金することを想定しています。

また、将来的にアメリカの証券会社を使うことを考えている人は、「ACHによるお取引」にもチェックしたほうがいいかもしれません。
ACHとはAutomated Clearing Houseの略で、アメリカ国内の小口決済ネットワークです。
これを使うことで、たとえばアメリカの銀行口座からアメリカの証券口座への資金移動が、とても安く行うことができます。

サインの項目について

サインを書く箇所があります。
普段使っているサインがある方はそれを書けばいいですが、サインを持っていない方は、普通の楷書で大丈夫だと思います。

全て書いたら、間違いがないか確認し、郵送します。
なお、本人確認書類が必要です。これを同封するのを忘れやすいので、注意してください。

(4)ユニオンバンクから資料が届くので、オンラインバンキングの設定をおこなう

郵送してしばらくすると、ユニオンバンクから書類が郵送されてきます。
これが届いたら、ユニオンバンクのオンラインバンキングに申し込みましょう。

やり方はいろいろありますが、英語が得意な方は「ユニオンバンク」で検索し、出てきたホームページの右のほうにある「オンラインバンキング お申込みはこちらから」というところを押せば、手続きを進めることができます。

もし何かトラブルが起きた場合や、英語が苦手な方は、日本語が通じるフリーダイヤルのコールセンターがユニオンバンクにあるので、電話してみてください。アドバイスを受けながら、オンラインバンキングの手続きをすることができます。

なお、パスワードなどは忘れないようにしておいてください。

また、オンラインバンキングの設定が終わったら、明細書の受け取りをオンラインにする設定をしましょう。何もしないままだと郵送で届きますが、それだと面倒なので、オンラインで届くように設定しておくことをおすすめします。

 

(5)ユニオンバンクに海外送金する

オンラインバンキングの設定をしたあとは、ユニオンバンクにお金を送金してください。
やり方については、ユニオンバンクから届いた書類の中に送金方法について書いてある資料があるので、そちらを読みながらやればできると思います。

なお、初回は500ドル以上を送金してください。
これは、口座維持手数料を取られないようにするためです。
Savings accountであれば、口座に300ドル以上入っていれば、口座維持手数料を取られません。
ただ、送金時にいろいろな手数料が必要になるので、200ドル程度以上余裕をもたせ、500ドル以上を送金するようにするのがおすすめです。

また、送金は口座開設から60日以内に行ってください。
もし60日以内に送金しない場合、口座が閉じてしまいます。ご注意ください。

その後、しばらくしてオンラインバンキングを見て、送金した初回預金額がきちんと入っているか確認します。

ここまで、ユニオンバンクを使った方法についてみてきました。
次は、ゴールドを買う方法などを書いていきます。

次の記事は「金(ゴールド)の購入方法」になります。ご覧いただけましたら嬉しいです。

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